徹底した衛生管理で患者様に安全と信頼を

2021.5.12 すべて

ハート・イン歯科クリニックのこだわり【その1】

ヨーロッパ基準を満たす設備と機器を導入

院長の小林です。

今回は、当院でもっともこだわっている「患者様の安全を第一に考えた治療の実施」につきまして、ご紹介します。
ご来院いただいている患者様へは、小冊子にまとめてご説明していますが、まだご来院いただいていない患者様にも、ぜひお伝えしたいと思います。

当院が考える「患者様の安全を第一に考えた治療」とは、滅菌による感染症の予防など衛生管理の徹底です。

世界最高級の水準といわれるヨーロッパの医療用滅菌装置クラスB(蒸気注入と真空引き工程を3回以上繰り返しながら滅菌するハイレベルな装置基準)に適合したオートクレーブ(内部を高圧にして病原体を死滅させる滅菌器)による衛生管理を実施しています。

ヨーロッパは滅菌、衛生管理が世界で最も厳しく(BSEの蔓延がきっかけと言われています)、基準を満たしていなければクリニックを開業できないほどです。
日本にはそのような基準は残念ながらありませんが、当院では、この厳しいヨーロッパ基準を満たす設備と機器を導入しています。
他には、ドイツ・ミーレ社の医療機器専用ジェットウォッシャー(93℃の高温下による高圧のジェット水流のアルカリ洗浄と消毒を行います。)や、ヒーター付きの超音波洗浄器を使用して、徹底した衛星管理を実施しています。

衛生管理は妥協なし!“患者さんごとに” 交換・滅菌しています!

患者様の治療終了ごとに全て滅菌

歯科医院は患者様のお口に入る小型の医療機器や医療材料を扱います。
感染防止のためには、そうした小型機器の洗浄、消毒、滅菌の工程をしっかり管理して実行していくことが大切です。

医療機器は使用する直前に滅菌パックから取り出したものを使い、医師やスタッフが触れる部分は、患者様ごとにラップを交換しています。

当院では、患者様の治療室は個室または半個室になっており、治療に関するプライバシーが守られるほか、お一人お一人の患者様の治療が終わった段階で治療室と診療器具類を全てクリーンにします。
治療は患者様のいすの脇に設置されたテーブルやライト、機器類がセットになった「ユニット」を中心に行いますが、お口の中を照らすライトのハンドルなど、医師やスタッフが触れる部分はラップをして、患者様ごとにラップを取り外すようにしています。

また、医療機器は滅菌パックから取り出したものを使い、歯を削るエアタービンは毎回消毒、滅菌します。
最近、このエアタービンからの感染がニュースで話題になりましたが、当院は開院当初からエアタービンの滅菌処理を導入し、実施しています。

滅菌技士の資格者が衛星管理をしています

一般社団法人日本医療機器学会認定の滅菌技士の資格を取得しています。

衛生管理については、院長はもちろん、歯科衛生士も知識と資格(滅菌技士)を取得しています。
衛生管理を徹底するには、ハード(器械)とソフト(人)の両面での対応が重要です。

洗浄・消毒・滅菌の機器類を揃えても、実際にそれを使うスタッフに高い衛生・安全の知識と意識が備わっていなければ実際の効果は期待できません。
そのために院内では治療準備~治療途中~治療終了までの間にも衛生管理をシステム化して、スタッフ対応が対応しています。例えば治療前の診療台の除菌、清掃~治療中における器具器材の管理~診療後の使用器具器材の廃棄、または消毒・滅菌という流れの徹底をしています。

また、スタッフが常に高い意識を保っていけるように、当然ながら、技術や知識、治療全般への認識を高める院内にて研修を重ねています。
衛生管理は患者様にはなかなか視えない部分かもしれません。
しかし実際に来院された多くの患者様は、滅菌パックから取り出した機器を使っている過程や、スタッフが手袋で取り扱う様子などを目にされる機会が多くなっています。

治療の後に、「安心して治療が受けられました」と言っていただくなど、スタッフも当院の衛生管理には自信を持って当たらせていただいています。

  • 当院の衛生管理については

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