ABOUT IMPLANT インプラント治療について
ハート・イン歯科クリニックのインプラント治療では、長く使えてメンテナンスしやすい治療を重視しています。これによりインプラントの寿命が短くなるリスクを抑えられます。また、顎の骨を増やす骨造成も行っています。骨が足りないために他の医院でインプラントができないと言われた方でも、治療ができる場合がありますので、まずは一度ご相談ください。
OBSESSION 当院のインプラント治療5つのこだわり
- 01 PLAN (治療計画)
- 02 PRE-SURGERY (手術前準備)
- 03 SURGERY (手術)
- 04 PROSTHESIS DESIGN (補綴物の設計)
- 05 MAINTENANCE (メンテナンス)
01 PLAN 治療計画
最先端の医療機器と熟練の歯科医師による綿密な治療計画で「安心安全」を実現します
最先端の歯科用CTで「骨の硬さ」まで把握する
インプラント治療は、あごの骨にインプラントを埋めるため、骨の形態や神経の位置、隣り合う歯との関係性などを立体的に把握する必要があります。そのため、当院では従来の「パノラマ」といわれる2次元画像のレントゲンではなく、3次元の立体画像が撮れる「歯科用CT」を使用して診断を行います。
従来のパノラマでは2次元の平面画像しか得られないため、情報量が少ないが、歯科用CTは3次元の立体画像が得られるので、立体構造や神経の位置などを精度高く把握することができます。
当院のCT「RevoluX(レボルクス)」
当院で使用している歯科用CT「RevoluX(レボルクス)」は、あごの骨を立体的な把握できるほか、インプラントを埋めるために必要な骨質(硬さ)も分かることから、他の歯科用CTに比べて、インプラント治療により適しているといわれています。
歯科医師による「手術シミュレーション」
歯科用CTで撮影したデータを専用ソフト「LANDmarker®(ランドマーカー)」に取り込み、熟練の歯科医師による手術のシミュレーションを行います。これにより、インプラントを埋入する位置や方向、使用するインプラントのサイズなど、すべて術前に確認することができ、安全性だけでなく完成度の高い診断と治療計画を立てることが可能になります。
サージカルガイドで「リスクを軽減」
サージカルガイド「Landmark Guide™(ランドマークガイド)」とは、シミュレーションの結果をもとに製作した、インプラントの埋入をガイドするマウスピース装置です。傷口を最小限に抑えるほか、手術の時間も短縮されるため、患者さんの負担も軽減されます。
02 PRE-SURGERY 手術前準備
安心してインプラント治療を受けていただくために「衛生管理の徹底」
オペを行う診療室の清掃・消毒の徹底
インプラント治療は、一般歯科診療とは異なり外科手術を伴うため、通常の診療室での環境では、感染の危険性なく安全でしっかりとした手術を行なうことは困難です。そのため、オペの前日に徹底した清掃・消毒を行い、術中の感染リスクを最小限に留めます。
一週間以内に滅菌したもの以外は使用しない
一度消毒や滅菌をしたとしても、その効果には期限があります。専用の滅菌用包材で保管する場合、有効期間は1~6か月といわれていますが、インプラント治療で使用する器具については、一週間以内に滅菌したものだけを使用しています。
03 SURGERY 手術
骨や粘膜の不足を補い、回復を早める再生療法「CGFとAFG」
ご自身の血液から作るCGF・AFGによる再生療法
当院では、患者さんの血液から生成したCGFやAFGを利用した再生療法を行っています。CGFとは、血液の凝固に関わるタンパク質「フィブリン」を人工的に作製したもので、ゲル状のため「人工の膜」として使用します。また、AFGとは、フィブリンが作製される前の血しょうで骨補填材を混ぜ「代用骨」として使用します。添加物を一切含まない「完全自己血液由来」なので、感染症やアレルギーなどの心配もありません。
自己血液を用いた再生医療は、厚生労働省に認可された医療機関でないと行うことができません。当院は、再生医療等提供機関として厚生労働省に登録されています。
※届出された再生医療等提供計画の一覧
あごの骨が足りない方でもインプラントにできる可能性が高くなる「骨造成(こつぞうせい)」
インプラントの治療には、土台となるあごの骨の十分な幅と厚みが必要です。そのため、歯周病や歯が抜けたままで放置してしまったなどの理由により、骨が痩せてしまうとインプラントの治療ができません。当院では、あごの骨を作る「骨造成(こつぞうせい)」という治療を行っているため、全身的な制約がある方を除き、インプラント治療をできる可能性が高くなります。
骨が足りない場合の治療方法【GBR】
インプラントを埋入する周囲に、人工骨を挿入し骨を造成する治療です。
特に上顎の骨が足りない場合の治療方法【ソケットリフト】
中央から人工骨を挿入して骨を造成し、同時にインプラントを埋入する治療です。骨が著しく不足する場合には、サイナスリフトという方法もあります。
04 DESIGN 補綴物の設計
精密なかぶせ物を作るため欠かせない工程「プロビジョナルレストレーション」
口腔内をより精密に設計するための仮歯
仮歯には、大きく分けて2種類あることをご存じでしょうか?一般的に使われる「仮歯」は臨時に装着するプラスチックの歯で、見た目をカバーする応急処置の意味合いが強く、「テンポラリーレストレーション」といわれています。
これに対し、最終的に使用するかぶせ物を想定しながら作る仮歯を「プロビジョナルレストレーション」といいます。「プレ(先行して)」「ビジョン(完成を見越した姿を描く)」という言葉が示す通り、嚙み合わせだけでなく、審美性や清掃性において、より満足いく仕上がりを追及するために欠かすことのできない工程です
05 MAINTENANCE メンテナンス
インプラントは埋入後が大事インプラント周囲炎はメンテで予防できます!
インプラント周囲炎とは?
インプラント周囲炎とは、あごの骨に埋め込んだインプラントの周囲で起こる炎症のことで、インプラント周辺の組織が歯周病に感染した状態をいいます。
インプラントは天然歯に比べて炎症への抵抗力が低いため、一度細菌感染を起こすと骨吸収が急速に進行します。自覚症状が出にくく、気が付いたときには重症化しているケースも多いため、そのまま放っておくと歯周病と同じように、インプラントを支える骨が溶けてしまうことで埋め込んだインプラントがぐらつき、最終的には抜け落ちてしまうことがあります。
インプラント周囲炎の主な原因としてあげられるのが、インプラントの周囲に溜まった歯垢(プラーク)です。歯磨きがしっかり行われていないせいで、ネバネバした歯垢の中で細菌が繁殖し、その細菌が放出する毒素によってインプラントの周囲組織が炎症を起こすのです。
インプラント周囲炎はメンテナンスで予防できます
インプラント周囲炎には対症療法があっても、根本的な治療法はありません。そのため、インプラント周囲炎にならないことが重要だといえます。しかし、歯磨きなどの日常的な清掃だけでは予防効果が低いため、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けて、確実にインプラント周囲炎を予防する必要があります。
当院で行っているインプラントのメンテナンス
当院では、末永くインプラントをお使いいただくために、インプラントの埋入だけでなく、術後のメンテナンスをしっかりと行なうことで、インプラント周囲炎の予防に努めています。
- 定期健診による口腔内のチェック
- かみ合わせの確認
- レントゲン検査(一年に一回程度)
- 染め出してセルフケア状態の確認
- PMTC(超微細な高圧水流によるクリーニング)
FLOW 治療の流れ
治療計画
歯科用CTの撮影
歯科治療を行うためには、正確な診断と安全な治療を行うために、口腔内を撮影し治療を行う際の状況を正確に把握します。
シミュレーションとサージカルガイド
CT画像から、最適な治療プランを検討し、患者様と協議して治療プランを決定します。決定した治療プランをシミュレーションを使って確認し、サージカルガイドを使って治療を行います。
手術前準備
オペ前清掃
歯科治療室は手術前から滅菌剤を消毒してきれいに清掃され、患者様は手術室に入る前に洗面所で洗浄されます。また、歯科医師は手術室の周りを清掃して準備を整えます。
手術
インプラント埋入
麻酔をかけてから、歯茎からドリルで穴を開け、埋め込み用の人工歯根を埋め込だ後、縫合いたします。
二次オペ
埋め込みんだ人工歯根と骨が結合した後、人工歯根と土台を接合するために再度手術いたします。
補綴物の設計
【仮歯】歯茎を作る
インプラントを美しく、治療の効果を高めるため。仮歯を使い歯茎を作ります。
【最終補綴】セット
歯茎が形成されたら最終補綴物を作成し、インプラントにセットして終了となります。
メンテナンス
FAQ よくある質問
- インプラント手術ができない場合はありますか?
- 全身疾患がある方は、手術できない場合があります。主治医の先生と連携することで手術が可能になることもありますが、まずは、主治医の先生にご相談ください。また、全身疾患がない方でも、口腔内の問題から効果的な処置にならないと判断した際には、インプラント手術をおすすめしない場合もあります。
- 年齢制限はありますか?高齢者でも手術はできますか?
- ご高齢を理由に手術ができないということはありません。当院では80歳以上の方でもインプラント手術を受ける方がいらっしゃいます。ただし、全身疾患の問題がある場合には、内科などの主治医の先生と連携して、手術が可能か判断します。
- 口が大きく開けられないのですが、手術はできますか?
- 手術が可能な程度に口が開かなければ、インプラント手術はできません。原因にもよりますが、事前に顎関節症の治療を行い、十分な開口量を確保することによって手術が可能になる場合もあります。
- インプラントは何年くらいもちますか?
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スプリントを再製作いたします。ただし、かみ合わせが安定しても穴が開く場合は、その部位の“歯自体”の調整が必要である可能性があるため、穴が開いた場合でも問題ないこともあります。
※再製作は別途費用がかかる場合もあります。