インプラント治療の大事な話 その⑥

あごの骨が足りない方でもインプラントにできる可能性が高くなる、骨造成(こつぞうせい)

骨が不足してインプラントができないと言われた方へ

インプラントの治療には、土台となるあごの骨の十分な幅と厚みが必要です。
そのため、歯周病や歯が抜けたままで放置してしまったなどの理由により、骨が痩せてしまうとインプラントの治療ができません。
当院では、あごの骨を作る「骨造成(こつぞうせい)」という治療を行っているため、全身的な制約がある方を除き、インプラント治療をできる可能性が高くなります。

骨が足りない場合の治療方法【GBR(骨誘導再生法)】

インプラントを埋入する周囲に、人工骨を挿入し骨を造成する治療です。

特に上顎の骨が足りない場合の治療方法【ソケットリフト】

上顎のインプラントにおいて骨が不足する場合、上顎洞の下の骨から人工の骨補填材を挿入して中央から骨を造成し、同時にインプラントを埋入する治療です。

骨が著しく不足している場合の治療方法【サイナスリフト】

上顎のインプラントにおいて骨が著しく不足する場合(高さが5㎜未満)、上顎洞の横の歯ぐきをめくって人工の骨補填材を入れます。一般的にはインプラントは骨が造成された後に埋入します。

次回は「精密なかぶせ物を作るため欠かせない工程、プロビジョナルレストレーション」についてご紹介いたします。

当院のインプラント治療については、こちらもご覧ください

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